WEBライターが納期に遅れたらどうなる?納期を守る対策3選

webライターが納期に遅れたら起こること
  • 「副業でwebライターが気になっているけど、納期とかあるんでしょ?遅れたらどうしよう…」

そんな不安を抱えている人が多いです。

webライターには納期があります。

納期を守って記事を納品する必要があります。

ただ、個人で稼いだことがない、webライターもやったことがないという人は「納期を守る必要があります!」と急に言われると緊張してしまいますよね。

この記事を読めば、下記のことがわかります。

この記事でわかること
  • 納期に遅れたらどうなる?
  • 納期に遅れる原因は?
  • 納期を守る対策は?

先にお伝えしておきますが、納期に遅れても罰金を取られたり、ブラックリストに載ったりしないので安心して下さい!

webライターに興味を持っている人の不安を取り除けたらと思ってこの記事を書きました!

不安で前に踏み出せないのはもったいないです!ぜひ興味があるうちに新しいチャレンジに踏み出しましょう!

目次

WEBライターには納期がある

webライターの納期

webライターに限らず、案件には基本的に「納期」があります。

納期とは「この日までに記事を納品してくださいねー」という締め切りのことです。

クライアント(=依頼主)に指定された日までに記事を納品する必要があります。

webライターのようにライティング案件をこなす場合には、

  • 1週間で1記事
  • 1ヶ月でまとめて5記事

とかの区切りがあります。この辺は案件によってさまざま。

いずれの場合も、指定された日までに指定された記事数を納品します。

ちなみに私は納期に遅れたことはありません。でも美容ライターを始める時に「納期に遅れたらどうしよう…」とかなり不安でドキドキしていた記憶があります。

WEBライターが納期に遅れたらどうなる?

では、納期に遅れた場合にはどんなことが起こるのでしょうか?

納期に遅れた場合に「起こること」
  • 評価が下がる
  • 何回も続くと「遅れグセ」がつく
  • 自信がなくなる

評価が下がる

納期に遅れることの一番のデメリットは「評価が下がる」ことです。

「評価」ってなんのこと?

さいか

クラウドワークスなどでの評価です。「★5つ」とかのやつです

クラウドソーシング評価
出典:クラウドワークス

クラウドワークスなどで仕事をすると、評価が付きます。

納期に遅れた場合には「低評価」をつけられてしまう可能性が高いです。

評価が下がれば仕事が回ってこなくなってしまい、今後の活動に支障がでます。

何回も続くと「遅れグセ」がつく

何回も納期遅れが続くと、納期に遅れることが「クセ」になってしまいます。

  • 「んー今回はちょっと体調悪かったしな」
  • 「今週は本業が忙しかったしな」

自分の中でなにかと言い訳を付けて納期に遅れたことを正当化してしまう人がいます。

言い訳はいくらでも思いついてしまいます。

毎回違う言い訳で納期遅れを乗り切ってしまう、という良くないクセがついてしまいます。

特に副業の場合だと、納期に遅れても上司に怒られることはありません。

だから何かと言い訳をつけて逃げてしまいやすい環境なのです。

自信がなくなる

自信がなくなった女性

納期遅れを起こすと、自信がなくなります。

納期を守って納品する!というのは、クライアントとの約束であると同時に、自分との約束でもあるのです。

例えば、

「毎日30分走る!」

と決めたのに継続できなかったら

「自分は継続できないだめなやつだ…」

と思ってしまったりしますよね。

人は、一度決めた約束が守れないと、自信を失ってしまうのです。

「バックれちゃえばいいじゃん!」と考える人もいますが、逃げ出してしまった経験はじわりじわりと心を重く沈めてしまい、新しいことにチャレンジする勇気を持てなくなってしまいます。

納期に遅れた場合に「起こらないこと」

納期に遅れると評価が下がったりするんだね…もしかして罰金とかもあったりするの?

さいか

罰金やブラックリストに載ったりなどはしないので心配しないで下さい!

納期に遅れた場合に「起こらないこと」
  • 罰金を取られる
  • ブラックリストに載る

起こらないこと1:罰金を取られる

webライター罰金

クラウドワークスなどの案件で納期に遅れたとしてもクライアントから罰金を求められる事はありません。

クラウドワークス運営から違約金を求められることもありません。

起こらないこと2:ブラックリストに載る

ブラックリスト

納期に遅れたからと言って、ブラックリストに名前が載ったりとかはしません。

納期に遅れるとクラウドワークスなどの評価が下がって仕事を取りづらくはなりますが、「もうこの人に案件は回しちゃいけません」とかにはなりません。

納期が遅れる「原因」と「対策」

納期遅れはこんな場合に発生します。

納期が遅れるのはこんなケース
  • 作業が間に合わない
  • (完成してたけど)納品を忘れる
  • クライアントとのすり合わせに時間がかかる

それぞれの原因と「じゃあどうしたら良いの?」という対策について解説します。

作業が間に合わない

webライター作業が間に合わない

一番シンプルで、一番多い納期遅れの原因です。

作業に時間がかかりすぎて、納期に間に合わない、というケースです。

原因:作業時間の見積もりをミスってる

「作業が間に合わない」原因は、作業時間の見積もりをミスってることです。

つまり、「3000文字かー。3日あれば余裕っしょ」と思っていたら、

「やばい…明日納品なのにまだ1000文字しか書けてない…。3000文字書くのにこんなに時間がかかるなんて思ってなかった」

ということです。

作業時間を完璧に見積もるのは難しいです。

それに、webライター始めたてのうちは「この案件をこなすのにどのくらい時間がかかるか」なんて見積もれません。

だから、作業が間に合わなくて納期に遅れるというのはまだ経験が浅いときに起こりやすいです。

対策:自分の作業ペースを知ろう

とにかく「自分の作業ペースがどのくらいなのか?」を知るのが大切です。

つまり、この文字数、記事記事の難易度だったらこのくらいの作業時間が必要そうだな、と予想することです。

記事作成の全工程は次のとおりです。

記事作成の工程
  1. クライアントと条件のすり合わせ
  2. リサーチ
  3. 構成を作る
  4. 文章を書く
  5. 誤字脱字チェック
  6. 納品

「リサーチにはこのくらい時間がかかるかな」
「構成は数時間でできるかな」

こんなふうにひとつずつ分解して時間を見積もります。

でも案件受けるの初めてだから、どのくらい必要かなんて見積もれないよー

そんな人は、ざっくり下記の目安を参考にして下さい。

作業時間の目安

1記事3000~5000文字=1週間

これは実際に私が

  • 「副業として」
  • 「初心者のときにやるなら」

このくらいが安全だと思う期間です。

逆に、本業レベルで時間をかけられる人はこんなにいらないかも知れません。

文字数、案件の難易度や、自分の知識量・スキル次第で長くなったり短くなったりします。

あくまで目安として参考にしてくださいね。

ある程度なれてきたら「もう少し短い納期でもできるかな」とかが分かってくるので微調整できるようになります。

最初は1記事3000~5000文字で1週間あれば安全。自分の作業ペースが分かってきたら微調整しよう!

(完成してたけど)納品を忘れる

意外とあるのがこれです。

「もう納品の準備ができていたけど、納品するの忘れてた!」

というやつです。

原因:スケジュール管理ができていない

原因はスケジュール管理ができていないこと。

「納期は○月○日」としっかり管理ができていなかったため、

「完成したけど、もう少し寝かせてから納品しよう」

と考えて放置しているうちに納期を過ぎてしまうということが起こります。

特に、副業でwebライターをしている人や、家事・育児に忙しい人に起こりやすいです。

  • 本業が急に忙しくなった
  • お子さんの急な発熱などで対応が必要になった

こんなときに納品を忘れやすいです。

対策:カレンダーに納期を入れて常にチェック

カレンダーに「○月○日:△△案件の納期」と入れておきましょう。

カレンダーは

  • 手帳
  • スマホアプリ

どちらでも良いですが、毎日目にするものを選びましょう。

例えば、手帳に納期を書いても、そもそも手帳を毎日見なかったら意味がなくなってしまいます。

ちなみに、私はスマホ派です。

>Life bear(ライフベア)というアプリを使ってこんな感じで納期を登録しています。

カレンダーで納期管理

私はなんとなく今後の予定を見るのが好きなので、ひまな時間によくこのカレンダーを見ています。

1日に3〜5回くらい見ていると思います。

カレンダーなんてあんまり見ないよ、という人も副業を始めたことをきっかけに、頻繁に見るクセを付けることをおすすめします。

納期はカレンダーで管理!頻繁に目を通すのが重要

クライアントとのすり合わせに時間がかかる

かなり困るのがこれです。

記事作成をスタートするための条件をすり合わせるのに時間がかかってなかなかスタートできず、納期までの作業時間が短くなってしまうケースです。

これは自分だけではコントロールしづらい問題なので困ってしまいます。

原因:クライアントの返信が遅い

文章作成をスタートするには次の項目をクライアントとすり合わせる必要があります。

記事スタートまでに確認すること
  • 記事数
  • 文字数
  • 記事の内容
  • どんな構成にするか
  • どんな文体にするか など……

こういう条件をクライアントに確認するのですが、クライアントの返信が遅く、なかなか作業を開始できないことがあります。

条件のすり合わせはクライアントからの返信がないと不可能です。

自分はすぐに返信していても、クライアントから返信がなければ話が進みません。

クラウドワークスなどの「応募型=こちらから応募する案件」では起こりづらいですが、ココナラなどの「募集型=クライアントから声がかかる案件」で起こりやすいです。

対策:クライアントとのすり合わせが完了してから納期を設定する

相手がいることなのでなかなかコントロールしづらいですが、できることはあります。

それが「すり合わせが完了してから納期を設定する」こと。

どういうことかと言うと、まずは文字数、記事内容などの条件のすり合わせをします。

記事作成スタートに必要な情報がそろったら、その時点で納期を設定します。

こうすれば、「すり合わせが完了してから1週間」という風に、適切に作業時間を確保して納期を設定できます。

この対策はココナラなどの「募集型」ではこちらに主導権があるため有効です。

逆に、クラウドワークスなどの「応募型」では難しいです。

クライアント側に主導権があるためです。

クラウドワークスなどで困ったら、運営サポートに問い合わせすることをおすすめします。

クライアントの返信が遅い場合は、すり合わせが完了してから納期を設定しよう!

納期に遅れそうなときはクライアントに早めに連絡!

納期に遅れた場合に何が起こるの?納期に遅れる原因と、それぞれの対策を紹介してきました。

納期に遅れた場合に「起こること」
  • 評価が下がる
  • 何回も続くと「遅れグセ」がつく
  • 自信がなくなる
納期に遅れた場合に「起こらないこと」
  • 罰金を取られる
  • ブラックリストに載る
納期が遅れるのはこんなケース
  • ケース①:作業が間に合わない
  • ケース②:(完成してたけど)納品を忘れる
  • ケース③:クライアントとのすり合わせに時間がかかる
納期を守る対策
  • 対策①:自分の作業ペースを知ろう
  • 対策②:カレンダーに納期を入れて常にチェック
  • 対策③:クライアントとのすり合わせが完了してから納期を設定する

「どうせ匿名でやってるんだし、やばい状況になったらバックれちゃえばいいじゃん」と考える人もいます。

でもそれをしてしまうと、他の副業や新しいことチャレンジをするときにも

「またどうせ上手く行かなくてバックれちゃうかも…」

と自分に自信が持てなくなってしまうのです。

納期はクライアントとの約束であると同時に自分との約束でもあるのです。

今回紹介した以外にもトラブルが発生して納期に遅れそう!という場面が出てくることもあるかも知れません。

そういうときは早めにクライアントに相談して納期を調整してもらえないか交渉しましょう。

何も連絡せずにバックれるより100倍ましです。

ただ、繰り返しになりますが納期に遅れたからと言って罰金が取られることもないので、心配しすぎずに挑戦していきましょう!

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